もっと日本を知りたくて

Want to know more about Japan

還暦過ぎのオジサンが自転車こいで日本一周する(だろう?)日記です。

Day58(11/July/2019) 糸魚川―富山

(English is available after Japanese.)

これを書いているという時点で、親不知子不知(おやしらず こしらず)を無事通過したことが分かってしまう。まあ無事でなかったら大変な事だが。。。どんな感じだったか聞いてください。

今日という日が再度巡って来ますように、朝のみそぎを済ませて「親不知子不知」に向け出発。740発、24度。曇りだが蒸し暑い。

815にいよいよ最初の洞門に到着。洞門とは、トンネルではなく片側が開いている奴です。箱根の山登り(山下り)でも登場します。ここでは、この洞門の連続。それが曲がりくねっていたり、アップダウンがあったり、短かったり長かったり、もう色々。特に登りの洞門は大変。ここは平坦な岸壁道路ではなく峠越えだった。

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洞門の数々 / Many half-tunnels

トンネルは下の写真のものだけだった。

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唯一のトンネル / Only 1 tunnel in this area

峠を登る途中には、「親不知子不知」の像があり、昔は大変だったんだろうなと涙が出て来た。あ、汗だった。

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「親不知子不知」の像 / Statue of family who struggled to pass this cliff

45分程登って最後の長いトンネルの手前から旧道を使った迂回道路(コミュニティー道路)があり自転車はそこを通るようになっていた。助かった。そこからの眺め。

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一番上からの眺め / View from the top

「親不知子不知」の峠越えは、距離にして15km、時間にして(休憩入れて)80分ほどだった。結論、それほど危険とは思わなかった、それはトンネルではなく洞門だったせいだろう。自転車Loverは、昨日の自転車道と今日の「親不知子不知」は是非とも経験しておいた方が良い場所でしょう。

霧雨になってきたが、気のせいだろうと自分をごまかし進む。魚津市に入るとおもしろそうな施設が。魚津市といえば、さて何でしょう? 「蜃気楼」と答えたあなたは、魚津市について中々の通ですね。しかし、それでは60点。魚津市といえば「埋没林」です。ということで、「魚津埋没林博物館」の横を通ったので、すかさず入館。

1992年の開館以降、何回かリニューアルを続け、大変きれいな博物館になっている。まずハイビジョンシアターで「蜃気楼」と「杉」の話を学び、いよいよ「埋没林」の展示へ。「埋没林」とは2000年―1500年前に、湧き水によって杉林が湿地になり、そこが川の洪水で土に埋まった。その後、海面が上がったが、地中に埋もれた根のまわりがきれいな地下水で満たされ腐るのを防いだらしい。これらの杉の樹齢はおよそ500年。

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埋没林(根)の展示。幹もある。/ Exhibition of buried-woods

この埋没林は国の特別天然記念物らしい。湧き水で満たした展示もある。

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湧き水で満たしたプールでの展示 / Exhibition in the pool

「埋没林」なんて言葉知っていました? また一つ賢くなりましたね!

博物館を出ると、気のせいと思っていた雨が現実に。雨宿りの場所を見つけて30分ほど待つが止まない。スマホでこのあたりの天気予報を見ると、夜まで90%の確率で雨。朝、確認したら夕方まで40%だったのに。。。雨がやまないなら行くしかない。2時間ほど濡れてしまった。

走行距離:82km、トンネル:1

ルートラボ(Route-Lab) Itoigawa-Toyama

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=972322db62d82695310973bc87e00d03

 

Today was the day which I had to pass the most dangerous road for cyclist in Japan. I prepared myself and checked the bicycle before start. I started at 740am, Temp:24C. It was cloudy and humid.

At 815am, I reached the first half-tunnel (half opened to the sea ) of this path. During 15km(80mins), there were a lot of half-tunnels which were narrow, up and down. I scared very much specially during climbing half-tunnesl. Normal tunnel was just a one.

It was tough but the scenery from the top was nice. It would be much nicer if it was under blue sky. There was a statue related to the old story of this path too.

After I completed this dangerous path, I moved to Uozu-city. I found the interesting museum, called “Buried Cedars Museum”. Let’s enter. A lot of buried cedars without rotting were discovered in this area. Thanks to pure spring water, the woods (specially roots) were not spoiled for 1500-2000 years. Those ages were around 500years. These phenomena are very rare cases in Japan.

Although today’s weather forecast had said, “It would rain after 1600pm”, the rain started around noon time.  I rode in the rain for 2 hours.

Today’s mileage:82km, tunnel passed:1