Day45(28/June/2019) 余市―寿都（すっつ）
余市と言えば、朝ドラの「マッサン」、「マッサン」といえば「ニッカウヰスキー」でしょうということで工場見学はないかとネットで調べる。3日前までの予約が必要だった。ただしガイドツアーの定員に達していなければ当日参加もOKとあったので、最初のツアーの900に間に合うべく820発。気温17度。
運よく参加できることになり工場見学ツアー出発。ここはご存知のようにニッカウヰスキー発祥の地で、1934年に造られた。最近はウヰスキー「余市」を生産しているらしいが、工場というより、かなりPRに力を入れた広報施設のようだ。
ガイドツアー以外でも自由見学というものもあり、誰でも入れて自由に見て回れる。朝9時なのに大勢の人々。マッサンのロケもここでかなり行われたらしい。
ツアーの最後は無料でウヰスキーの試飲もできるが、自転車も飲酒運転になるので、泣く泣く試飲はなし。冬の時期の雪の積もったこの工場も情緒があるだろうな。私は殆どニッカは飲まないが、次回はニッカ「余市」を飲んでみたいと思った。そう思わせるだけでも、PRとしての工場見学は大正解だろう。
工場を出る時に、警備のオジチャン曰く「これからあの坂を登るの？ 坂も大変だけど、坂の上のトンネルが長くて狭くて大変だよ。」との事だった。確かに坂もきつかった。トンネルは「狭い」と強調してある。当然自転車が通れる歩道はない。さて、運命やいかに？
まあ、これを書いているのだから何とか切り抜けた。トンネルを抜けると８ｋｍほど下り坂で楽だったが、平たんな道になると正面のから海風。そんなに人生甘くない。
海岸線を寿都町（すっつちょう：これが読めなかった）へ向かうと、切り立った断崖絶壁。
こんな所には沢山のトンネルがあるんだろうな～～いやだな～と思っていたら、いきなり３．５Kmの大物。
これだとDay24（6月7日）の黄金道路と同じじゃないか～なめんなよ～～と気合を入れて突入。その中で、無灯火で走っているサイクリストを見てあきれる。あぶないよ！ やっと出れたやれやれと思って、後ろを振り返ると堂々とした絶壁。あの下を通って来たのか～と少し感慨にふける。
そして角を曲がる、とまだまだ断崖絶壁が続いている。人生そんなに甘くない。その後、1.2km/0.7km/2.7km/0.7kmと手ごわい相手が続いた。
この日本海に沿って走る国道２２９にはいくつトンネルがあるんだ？とふと思い、宿にに着いてWikipediaで調べてみる。するとこの国道２２９にはトンネルが76本あり、数の多さでは日本一らしい。ここも巨大な金がかかったという意味で、ここもやはり「黄金道路」だった。積丹半島を回らずに良かった！！！
１５３０に寿都町歌棄（すっつちょう うたすつ）の宿に到着。もっと先に行くつもりだったけど、この辺りだとここしか宿がなかった。
走行距離：７１ｋｍ、通過トンネル：１１
ルートラボ（Route Lab） Yoichi-Suttsu
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=209bfdc1a71fb290aab2441a2cd7d8bc
Yoichi-town became famous by TV drama about a Japanese who studied in the distillery in Scotland, brought the technics and started to produce Japanese whisky here.
I found that this distillery usually made the factory tour. In order to join the first tour from 900am, I left Inn at 820am. Temp:17C.
This factory looked like a park to open for public. I joined the guided tour, visited several buildings and studied how to produce whisky. It was very interesting. At the end, there was a free tasting. Unfortunately, I couldn’t do due to traffic rule in Japan. We cannot ride the bicycle with drinking.
When I left the factory, the security guard said, “You will climb the hill from now? It is very tough. Moreover, the tunnel on the top of hill is long and narrow. Be careful!”
It was true. Climbing the road was very tough and I was very scared in the tunnel. When I reached to the coast, another obstacle was waiting for me. Again tunnels! In this area, the coast was made by cliffs. Under these cliffs, there were a lot of tunnels. After I checked, I found that this route 229 had 76tunnels. This is no.1 in Japan.
Today’s mileage:71km, tunnels passed:11
