もっと日本を知りたくて

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還暦過ぎのオジサンが自転車こいで日本一周する(だろう?)日記です。

Day 19(2/June/2019) 快晴 むつー(恐山)-大間

さてここ下北半島に来たら、行かなければならないのは恐山でしょう。下北では外せない場所です。いざ恐山へ。自転車と荷物は置いてバスで920出発。。気温18度。バスには4人の乗客。30分ほどで到着。

恐山という山はない。火山活動でできたカルデラ盆地の中に酸性度の高い湖(宇曽利山湖:周囲10km)と、硫黄の臭いを噴出している荒涼としたザレ場があり、極楽と地獄になぞられて信仰と祈りの場として霊場恐山ができたという事です。

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下北の人々は、死んだ後の霊魂は恐山に行くと信じているという。八峰の山に囲まれ、まるで蓮の花の中心部にいるような感じになるとか。1200年前に開かれ、寺名は恐山菩提寺。いろいろな建造物がある。

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境内の中に、温泉場もあり自由に入れる。今日は雲一つないような快晴で、宇曽利山湖の水色、山々の緑、空の青、恐山の灰色がものすごいコントラスト作っていた。

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しかし、950に着いて、帰りのバスは1300時。3時間もここで過ごさなければならない。1時間で見学が終わり、残り2時間はやることもなくバス会社の休憩所へ。広い畳敷きの清潔な休憩所。 1時間はよだれをたらしながらウトウト。残り1時間は、そこにあった下北地方のパンフレットを読んだりスマホをいじったり。

やっと1300時。乗り込んだのは、来た時一緒だった4人。帰りのバスでは、恐山についての録音解説が。宇曽利山湖は強い酸性だが、ここには「うぐい」だけがいるらしい。しかしこの「うぐい」は「宇曽利湖うぐい」といい、世界中の魚類の中で一番強い濃度の所に住んでいる魚だという。そんな解説に加えて、恐山に関係する三つー四つ不思議な霊的な出来事の紹介があった。バスの中の放送だから音が悪かったが、「ふーん恐山観光らしい解説だなーー」と思った次第。

むつ市内に着いて、1335に出発。気温22度。いざ大間へ。道は平坦そうだったが、やはり海岸線を甘く見てはいけない。かなりアップダウンあり距離は短かかったが疲れた。途中から北海道も見え始めた。津軽海峡の水はきれいだった。

今日はある決断をした。恐山に行く前に、18日間持ち歩いたキャンプ用具を自宅に送り返した。当初の予定では2日に1回はキャンプかな~~と思っていたが、その日の目的地や通り道にキャンプ場がない、あっても山を登った先、100km走って疲れてキャンプ設営して快適に眠れないのは次の日の事故につながる。最大の問題は荷物が重くて自転車のキャリアが何回も悲鳴をあげている事。これ以上壊れたら旅続行が困難になる。ということで、これから先もキャンプはしないと決めて送り返した。約8kgあった。この決断を「むつの決断」と名付けました。この「むつの決断」が先々の旅に大きく影響を及ぼすなどこの時点では主人公は知る由もなかったとさ。。。ちゃんちゃん。

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大間に近づくと、ここも風が強く、おなじみ?となったおびただしい数の風力発電機群。1655大間崎到着。ちょっと肌寒い。大間といえばマグロでしょう。大間の先端大間崎にはマグロと一本釣りのモニュメントがあった。

 

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この夜は、本場の大間のマグロとお酒で酒池肉林に浸ったことは、忘れようとしても思い出せない。

走行距離;56km、通過トンネル0。

(備考)画像はスマホでとり、宿でPC経由USBに保存している(自転車で転倒してPCが壊れてもUSB保存なら保険になる)。いつものようにUSBに保存しようとしたら、恐山の部分からの画像がうまく取り込めなかった。何回やってもうまくいかない。スマホには存在しているが、何かが他へのコピーを許さないとでも言っているようだ。。。。

恐山行き

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6f36ce521ed10abe832cf0986593fa13

むつー大間

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=a0041dd23d9603102ac276eed3a8103b

 

In this area (Shimokita Peninsula), the most famous place is Osorezan temple. It is inevitable to visit there.

Since it locates on the mountain, I left my bicycle and baggage in the inn. The departure was 920am from the bus terminal in the city. The passengers were only 4.

Osorezan temple is in the caldera of volcano. Together with the lake of “Sonerikozan” and surrounded mountains, we call this place as “Spiritual Place Osorezan”. Today thanks to the very good weather, the contrast of emerald water, blue sky, green mountain and gray sand/rock was fantastic.However, due to the time schedule of public transportation, I should spend there for 3 hours. After I walked around for 1 hour, I was obliged to kill more 2 hours in the rest house. It was boring.

Today I decided to send back my camping equipment. Foe last 18days, I never do the camping. And camping site doesn’t locate in the place where I want to go. And the biggest reason is that these heavy materials affect on the condition of bicycle baggage-carrier.

At 1335pm, I restarted the journey toward to Ohma town. Temp:22. On the way to the town, I found many wind-power generators again. There are a lot of strong winds in this area, too. Ohma is very famous as the base port of tuna fishing. There is a statue of tuna & arm in the pointed end of town. It is very expensive of tuna fish of Ohma. Whether you can believe or not, the highest price in 2019 fist auction in Tokyo was US$3.3mill for 278kg Ohma tuna fish.

Today’s mileage 56km. Tunnel passed:0